ペットが持つ癒し効果について

ハードな仕事に追われる看護師にとって、毎日のストレスをどのように管理するのかは重要な問題です。ストレスを解消させる、ボディマッサージやスポーツなど、さまざまなアプローチがあります。また、ペットと触れ合うのも、心を癒すアプローチのひとつです。ペットの持つ癒し効果については、心理学でも研究が行われています。とある大学が行った研究では、ペットと触れ合った後には、不安や緊張、うつなどのネガティブな気持ちが軽くなるという結果が出ました。

外来や入院病棟などで働く看護師の場合、職場で不安や緊張を感じるシーンも多いでしょう。患者本人やその家族に病状を説明したり、必要なケアをしたりするときには、大きなプレッシャーを感じることもあるはずです。このような精神的なストレスを日々感じていると、心が疲労して、それが蓄積されると抑うつ状態になってしまうケースも少なくありません。しかし、犬や猫などのペットを飼っていれば、帰宅後は仕事でのストレスを忘れてリラックスができる可能性があります。ただし、飼育できるペットについては、家族構成や住宅事情などによって異なるので、十分に検討する必要があります。

ちなみに、犬や猫などのペットの定番はもちろんのこと、ハムスターやウサギ、亀なども癒し効果は期待できます。ですから、ペットを飼うときは、責任を持って飼育できるように、帰宅時間なども考慮して、飼育がしやすいペットを選まなければなりません。